東京都市大学とアオイネオン(株)による産学連携事業の研究発表会が開催された。
アオイネオンのCSR活動である“ネオンの創造性で社会に幸せなムーブメントを起こす「NEONFUN」”プロジェクトの一環として2018年5月より、東京都市大学 都市生活学部 都市イノベーション研究室(専任講師 Hwajin Lim)との産学連携事業がスタート。
5月のキックオフミーティングでは同学の研究室においてアオイネオンより、減少するネオンサインの現状や業界、市場における動向や課題の説明がされ、学生達とディスカッションが行われた。
9月には同社の静岡工場で研究の中間発表を行うとともに、ネオン工房でネオンマイスターによるネオン製作現場を見学した。
12月6日の最終発表会では「ネオン再生プロジェクト~ネオン管を後世に残して~」というテーマで地方創生や街づくり、イベントプロモーションといった様々な角度から失われゆくネオンサインの再生について、ビジネスモデルやマーケティング施策の有効性を検証し発表した。
アオイネオンの菅野栄一取締役営業本部長は、『「ネオン街」を知らない世代が考えた「未来のネオンのあり方」について興味深い研究結果だと感心した、今後も事業化に向けて連携を強めたい』と語った。