伝統文化×最新デジタルが織りなす
体感型エンタテインメントフードホール。
2023年4月に開業した「東急歌舞伎町タワー」(東京都新宿区)で、一際賑わっているのが2階にある「新宿カブキhall 〜歌舞伎横丁(以下、新宿カブキhall)」だ。今もなお、入場制限がかかるほどの人気ぶりで、深夜時間帯まで賑わいが続くこともあるという。今回は、この「新宿カブキhal」の飲食店に設置されたLEDビジョンにスポットを当てる。
各店舗を囲うように「SHOWA VISION」設置
「新宿カブキhall」は、横丁スタイルの飲食店を展開する(株)浜倉的商店製作所(東京都中央区、代表取締役社長:浜倉好宣)がプロデュース。“祭り”をテーマに食と音楽と映像が融合した全10店舗からなる食祭街(全1,300席/総面積1,000㎡、営業時間:6:00〜翌5:00)だ。北は北海道から南は九州、沖縄、お隣の韓国まで各地の「ソウルフード」が集結。毎晩様々なパフォーマンスやイベントを展開し、歌舞伎町の新たな交流拠点となることを目指している。
また、同社では空間演出にも強いこだわりを持っており、「新宿カブキhall」内7店舗の壁面と、ホール入口(2ヵ所:4面)にLEDビジョンを設置。伝統文化×最新デジタルが織りなす体感型エンタテインメントフードホールを作り上げた。
▲ 「新宿カブキhall」の各店舗を囲うように「SHOWA VISION」を設置。液晶ディスプレイも各所に設置されており、その数、合計39台。
採用されたLEDビジョンは(株)昭和ネオンの「SHOWA VISION」。各店舗を囲うように13面(合計70㎡)が設置されている。ピクセルピッチは2.9mm、LEDのタイプはSMD。
なお、(株)昭和ネオンでは、浜倉的商店製作所プロデュースの飲食街としては、これまでに「龍乃都飲食街 〜新宿東口横丁」(東京都新宿区)と「まるごと一棟! 日韓食市」(東京都渋谷区)にもLEDビジョンを納入しており、これらの実績が「新宿カブキhall」への「SHOWA VISION」納入に繋がったと言えるだろう。
■ 設計
(株)乃村工藝社 no.10
■ 施工
(株)乃村工藝社
■ 製作・施工
(株)昭和ネオン
■ 映像・運営協力
(株)シブヤテレビジョン
【「SHOWA VISION」に関する問い合わせ】
(株)昭和ネオン
東京都品川区南品川1-7-17
Tel.03-3471-4141 Fax.03-3450-6166
http://www.showaneon.co.jp