(株)LIVE BOARD(本社:東京都渋谷区)は、同社が所有するデジタルOOHおよびLIVE BOARDマーケットプレイス(※1)の設置エリアである全国8都市(東京、北海道、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、福岡)76ヵ所(※2)において、周辺訪問者が見たいコンテンツの調査(※3)を実施した。今回の調査により、1位に天気予報、2位にニュース(全国)、3位に(設置周辺)近くのお店・施設の情報という結果が明らかとなった。
※2:LIVE BOARDが取り扱う自社・他社を含めたデジタルOOH広告枠(インベントリ)の全体を指す。
※3:調査期間に準ずる。
※4:(株)ドコモ・インサイトマーケティング調べ
求められるのは、“タイムリーな時事情報”
今回、一般男女約3万人に調査を実施、デジタルサイネージで見たいコンテンツの結果は、天気予報37.2%、ニュース(全国)34.4%、次いで、(設置周辺)近くのお店・施設の情報21.6%だった。また、4位にはニュース(ローカル)17.4%となった。
屋内外などに設置されているデジタルOOHは、公共性が強く、強制視認性が高いメディア。スマホなどで自主的に必要な情報を検索するのではなく、これから自身に起こりえる必要な情報を偶然、かつタイムリーに知らせてくれる媒体としてのニーズが高いということが垣間見える結果となった。
また、トップ3の「天気予報」「ニュース(全国)」「近くのお店・施設の情報」に加え、「ニュース(ローカル)」においては、それぞれ視認意向が高いエリアも調査を行った。
「天気予報」の視認意向が高いのは、1位に吉祥寺駅エリア、2位に所沢駅エリアとなり、郊外・地方の繁華街、都心業務地の意向が高い結果に。また、「ニュース(全国)」においては、1位に新橋駅エリア、2位に赤坂エリアなど都市部業務地。「近くのお店・施設の情報」は、1位に吉祥寺駅エリア、2位に所沢駅エリアと郊外・地方の繁華街が中心という結果となった。
一方で全体の4位にランクインした「ニュース(ローカル)」の視認意向の高いのは、1位すすきの駅エリア、2位栄駅エリア、3位天神駅エリアと地方中心部や、以下20位以内においては東京圏郊外のエリアとなり、ニュース(全国)と比較した際に、ニュース(ローカル)のニーズが高いことが分かった。
調査概要
調査手法:Web定量調査 *位置情報を元にしたアンケート・ココリサ(※1)を活用、事前調査・本調査一体型で実施
モニタ:dポイントクラブ会員
アンケート対象エリア:LIVE BOARD(デジタルOOH)125面
対象者:15歳~69歳の男女個人
調査期間:2021年4月30日~5月31日
調査人数:29,332名
※1:ココリサとは、事前許諾を得たスマートフォンユーザーの携帯電話基地局の位置情報(※2)をもとにアンケート依頼をする株式会社ドコモ・インサイトマーケティングが運営するサービス。 その場所・その時間にいた人へ確実にアンケートが実施することができる。また、匿名性を確保した形でのみ、位置情報とアンケート結果を紐づけて分析することも可能だ。
※2:携帯電話基地局の位置情報とは、端末がどの基地局圏内に存在しているかを示す情報。事前の情報利用の同意をいただいた方についてのみ利用している。また、GPSの位置情報は用いていない。