(株)ジェイアール東日本企画(本社:東京都渋谷区)は、2020年12月14日から12月20日まで、プロジェクターを活用した広告商品の実証実験を行う。
同実証では、品川駅の中央改札内にある大型フラッグ3基6面のうち1面を活用し、パナソニック社製のプロジェクターおよび、クラウド型広告配信システム(※1)により、これまでのフラッグ広告(※2)では困難であった曜日・時間帯別での素材切り替えや動画放映が可能となる。
※1参考システム構成参照
※2品川駅中央改札内の頭上に吊るす大型ターポリン素材の広告商品(サイズ縦3.2m×横4.8m)
実施概要
■ 実施期間
2020年12月14日(月)~20日(日)
※実証実験のため、予告なく中止する可能性あり。
■ 放映期間
5:00~24:00 (19時間)
■ 実施場所
JR品川駅中央改札内(右図参照)
■ 広告主
株式会社Jackery Japan
■ 広告内容
商品告知
■ パートナー
パナソニックシステムソリューションズジャパン(株)(本社:東京都汐留)
富士フイルムイメージングシステムズ(株)(本社:東京都品川区)
※ 品川駅大型フラッグ3基6面のうち1面が本実証実験で使用する面となる。
残り5面は通常のフラッグ広告での展開となる。
投影の仕組み
品川駅の改札内にあるショーケースの上部にプロジェクターを2台設置し、フラッグ面に対して同じ映像を「重ね打ち」投影することで、品川駅構内でも視認可能な明るさを実現。
取り組みの狙い
プロジェクターを使用することで、駅の大型媒体を使用したダイナミックな映像表現を可能とし、従来のフラッグでは難しかった曜日・時間帯別で素材の切り替え放映も可能にしつつ、アテンションをより獲得できることが期待できる。また今回はショーケース内部も使用することで、その親和性の確認も行われる。
ジェイアール東日本企画はこの取り組みでの成果を踏まえ、従来の交通広告と新技術を融合させた新たな広告展開を「共創」という形で実現させ、広告主の多様なニーズに応えることを目指すという。
■ 参考 システム構成図
注記:AcroSignとは、パナソニックの「多様なコンテンツ」を「最適化されたシステム」で「豊富なデバイス」へ発信するコンテンツ配信サービス。