(株)ヒット(本社:東京都中央区)と(株)ジーニー(本社:東京都新宿区)は、ヒットが保有する大型屋外広告ビジョンと、ジーニーがもつDSP広告運用技術を掛け合わせたDOOHプラットフォーム「HIT-DSP」のサービス提供を10月1日から開始した。
「HIT-DSP」は、広告放映枠を1日単位で購入が可能なオンラインサービスだ。提供開始を記念して、10月から11月の広告放映枠を“実質無料”で利用可能な、DSPの利用モニター企業を先着20社限定で募集する。
取り組みについて
ヒット、ジーニー両社は2020年1月の業務提携以降、ヒットが首都高速道路沿いに展開する「首都高速デジタルLEDボード」(12面ネットワーク)、渋谷の「シブハチヒットビジョン」、大阪の「新御堂筋デジタルLEDボード」(4面ネットワーク)及び道頓堀に位置する「ツタヤエビスバシヒットビジョン」にて、プログラマティックOOH広告配信サービスの展開を進めてきた。
「HIT-DSP」を活用することで、1日単位での広告枠の申込みや広告素材の入稿を、全てオンラインで行うことができるようになる。
▲ 首都高速デジタルLEDボード
▲ シブハチヒットビジョン
▲ ツタヤエビスバシヒットビジョン
▲ 新御堂筋デジタルLEDボード
”実質無料”モニターについて
今回募集のDSP利用モニター企業は、広告放映枠を1日に1枠ずつ、4つのDOOH媒体から1つを選んで申し込むことができる。それぞれの媒体毎にあらかじめモニター企業用の枠が設定されており、申込み数が設定された放映枠数を超えない場合、モニター企業が希望した枠での広告放映が行われる(広告主及び放映素材の審査あり)。なお、申込み数が放映枠数を上回った場合、抽選となる。
料金プランは1日あたり10万円以下で設定されており、放映された分の料金については一旦請求されるが、後日モニターアンケートに回答することで、全額キャッシュバックを受けることができる。利用モニターの申込みはヒットで受け付ける。
今後、両社はWEB上でのレポーティング機能の提供を通じた広告効果の見える化や、オーディエンスの属性に合わせた放映素材の動的出し分け機能の提供(ダイナミックDOOH)などに取り組んでいくという。