東京都現代美術館(東京都江東区)では、日本を代表するメディアアーティストグループ、ダムタイプによる個展「ダムタイプ|アクション+リフレクション」が2019 年11 月16 日から2020 年2 月16 日まで開催されている。
ダムタイプは、1984 年に京都市立芸術大学の学生を中心に結成された、ヴィジュアル・アート、建築、コンピューター・プログラム、音楽、映像、ダンス、デザインなど様々な分野の複数のアーティストによって構成されるグループだ。同展では、ダムタイプの作品を大型インスタレーションで体験できる。
▲ Dumb Type《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》2018(奥)、《pH》2018(手前)
「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展示風景2019年 東京都現代美術館 Photo: Nobutada Omote
展示作品の中には、3メートルほどの高さのLEDの柱にメッセージがスクロールする《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》や、ソニーPCL(株)の特別協力により16メートルに及ぶLEDパネル「4K VIEWING」で表現された《MEMORANDUM OR VOYAGE》(16分)など、LEDパネルをプラットフォームとした作品が2点含まれている。
映像や光、サウンドなど様々な表現で迫力ある演出が披露された空間を、実際に体験してみてはいかがだろうか。
▲ Dumb Type《Trace-16》2019(左)、《MEMORANDUM OR VOYAGE》2014(右)
「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展示風景2019年 東京都現代美術館 Photo: Nobutada Omote
▲ Dumb Type《MEMORANDUM OR VOYAGE》2014
「ダムタイプ|アクション+リフレクション」展示風景2019年 東京都現代美術館 Photo: Nobutada Omote
【「ダムタイプ|アクション+リフレクション」概要】
■ 主催
(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、日本経済新聞社
■ 助成
文化庁・令和元年度文化庁 優れた現代美術の国際発信促進事業
■ 特別協力
ポンピドゥー・センター・メッス、ソニーPCL(株)|4K VIEWING
■ 協力
ダムタイプオフィス、国立国際美術館
■ 詳細
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/dumb-type-actions-reflections/