“ちょっと上の、おとなの、パルコ。”を提案する、もうひとつの新しいパルコが上野にオープン。
2017年11月4日、新たな商業施設「上野フロンティアタワー」が東京・上野にオープン。新しい屋号「PARCO_ya(パルコヤ)」(1F ~ 6F)などが開業したほか、タワー壁面にはLEDビジョンも新設された。
▲「 PARCO_ya」開業に合わせて、「上野フロンティアタワー」の北面3階部分に新設されたLEDビジョン。
「SHOWA VISION」新設
「PARCO_ya」は、J.フロント リテイリンググループと(株)パルコの初めての協業案件となり、渋谷PARCO開業以来、東京23区内では44年振り、東東京には初めての出店となる。これまでの「PARCO」とは異なることをわかりやすく伝えるために、屋号を「PARCO_ya」とし、“ちょっと上の、おとなの、パルコ。”を提案していくという。全68店舗のうち、エリア初登場のショップが52店舗、約8割と、「街に新しい価値・魅力」を加えるとともに、地元ゆかりの企業・ブランド11店舗を導入し、街との取り組みも大切にして、地元マーケットとの親和性向上を目指す。
そして、今回の「PARCO_ya」開業に合わせて、「上野フロンティアタワー」の壁面(北面3階部分)にLEDビジョンが新設された。採用されたのは、(株)昭和ネオンが手がける「SHOWA VISION」で、ビジョンは同社の千葉工場で仮組みをして、24時間連続点灯させるなど十分な製品検査を行った上で設置したという。
ビジョンの画面サイズはW5,000mm×H3,280mm(SMD 3in1、10mmピッチ)で輝度6,000cd/㎡。視野角は水平140度、垂直100度(+40、−60度)。
■ 施主・企画
(株)パルコ
■ 設計施工
(株)竹中工務店
■ 製作・施工
(株)昭和ネオン
▲ LEDビジョンは昭和ネオンの千葉工場で仮組みをして、24時間連続点灯させるなど十分な製品検査が行われた。
LEDチャンネル文字も4ヶ所に設置
「上野フロンティアタワー」の西面と北面には、「PARCO」のLEDチャンネル文字(SUS)も設置された。西面の文字サイズはW9,600mm(総ワイド)×H2,600mmで砲弾型LEDが2,632個実装。北面はW5,646mm(総ワイド)×H1,450mmで砲弾型LEDを2,395個実装している。西・北面ともにフィルム仕上げ(一部鏡面仕上げ)。
また、北面のエントランス付近の2か所には、LEDテープライトを内蔵した「PARCO_ya」のチャンネル文字(SUS、高拡散アクリルカバー付)を設置。サイズはW3,000mm(総ワイド)×H402mm。「PARCO」および「PARCO_ya」のチャンネル文字の製作・施工は(株)昭和ネオンが担当した。
▲ 西面と北面の壁面には砲弾型LEDを2,632個実装した「PARCO」のLEDチャンネル文字、また北面のエントランス付近の2か所には、LEDテープライトを内蔵した「PARCO_ya」のチャンネル文字が設置されている。
こちらの情報は月刊サイン&ディスプレイ2017年12月号に掲載しております。
【問い合わせ】
(株)昭和ネオン
東京都品川区南品川1-7-17
Tel.03-3471-4140
http://www.showaneon.co.jp