シンプルかつ洗練された空間プロデュース、
しかし大胆な表現で人びとを魅了する。
我が国の隣国として何かと共通点を感じる大韓民国。
その国際的な拠点の1 つ「仁川国際空港」に目を向けてみる。
ここではいたるところで大型ディスプレイや多画面構成はもちろん、湾曲面を持つ有機ELやミラー型ディスプレイなど、よもや最新技術の粋を集めた展示場と化している。
しかしながら、専らデジタル機器に依存するわけではなく、変化させる必要のないアナログなサインには適切な役割が与えられ、それぞれが大胆だが無駄なく施設と融合している点も見逃せない。