すでにご存知の方も多いかと思いますが、大型インクジェットプリンターの専門商社である(株)ルキオさんが先日、自己破産申請の準備に入ったという発表がありました。
発端は2016年11月に発覚した、福島県南相馬市の東北工場建設の際に受給した補助金の不正受給。私もこの話を聞いたときは本当に驚きました。おそらく社員のほとんどの方が、ニュースになるまでこの事実を知らなかったのではないでしょうか。
私はこれまでに何度もルキオさんを取材させていただきましたが、みなさん明るい性格で、親切な方が非常に多かったのを覚えています。また、同社が販売・保守などを行っていたスイスの「swissQprint」シリーズは評価が高く、私自身も注目していたプリンターです。それだけに今回のような結果になってしまったことが残念で仕方ありません。幸い、swissQprint Japan(株)という会社が設立され、この部門については業務を引き継いでいるようですので、少し安心しましたが。
何より、ルキオの元社員の方には、前を向いて、新たな職場で是非また頑張っていただきたいと思っております。業界全体でもサポートしていけるよう皆様のお力添えを宜しくお願いいたします。
当社でも転職支援いたしますので、お困りのことがございましたらご一報ください。
月刊サイン&ディスプレイ編集長