ドイツのヒルデンで2021年10月14日にオープンした、2,880平方メートルという広大な敷地に設立されたこの新しい施設は、最も先進的な生産施設の1つです。9,500万ドルが投入されたこの施設は、グラフィックスソリューション製品の生産をより高いレベルに引き上げ、3Mのグラフィックスフィルム生産のキャパシティを大幅に増大させることを目的としています。
2つの新しい生産ラインの導入によって、年間でおよそ、500万平方メートルのフィルムが追加で製造可能となります。これは、お客様の需要へ対応するための自社キャパシティに対する投資とコミットメントを示しています。
『ヒルデンにおけるこのような投資は、コマーシャルソリューション業界におけるリーダーシップとしての3Mのコミットメントを示しています』と3M コマーシャルソリューション事業部のプレジデントを務めるSilvia Perezは述べています。さらに『当社は世界各国とつながっており、このような巨額を投じた次世代の生産施設が欧州でオープンされたことを誇りに思っています。そしてこれはまた、まだ長期的投資計画の第一歩に過ぎません』とも述べています。
この施設は、最先端のグラフィックスフィルム製造を誇る、インダストリー4.0に沿った工場として注目を集めています。シックスシグマブラックベルトのもと、LEANイニシアチブを導入することで、工場の効率を最適化し、生産性目標を達成できるようになりました。これには高度な自動化が含まれ、また同時にクリーンエネルギーにも注力されています。
『この新しい施設により、グラフィックス事業に対する3Mの真剣な姿勢が改めて認識されるとともに、アジア地域における当社の成長もサポートされるでしょう。当社は世界トップクラスのサステナビリティ製品をお客様に提供することに加えて、マーケットをリードする企業として当社に求められるサービスのレベルと品質を改善することに引き続き注力していきます』とアジア・トランスポーテーション&エレクトロニクスビジネスグループのシニアバイスプレジデントを務めるAmit Laroyaは述べました。
この新しい施設は、3Mが示す次の最も重要な価値、強み、および能力を体現します。
・最先端のエネルギー管理システムによる、サステナビリティに対する揺るぎないコミットメントと取り組み。
・ウェブ検査、欠陥識別、およびオートメーション化された製造による最高レベルの品質基準。
・高い生産性と最新のコーティング技術により産み出される製品パフォーマンス。
・世界トップクラスのキャパシティで、欧州の中心から世界各地にサービスを提供。
『アジア地域におけるコマーシャルソリューション事業の普及と拡大は当社にとっても重要項目であり、またその中においても中心的な事業の1つであるグラフィックス製品に対してこのような戦略的な投資を行うことは、当社のマーケットへ対するコミットメントを強化すると共に、お客様にとってのさらなる価値を提供し続けるための手助けとなるでしょう』とアジア・ コマーシャルソリューション事業部のダイレクターを務めるManohar Raghavanは述べています。
3Mのコマーシャルソリューション事業部の製品に関する詳細は、下記をご覧ください。
3m.com/GraphicsSignage