【あ】
-
- RGB
- 色の表現法の一種で、赤(Red)、緑 ( Green )、青( Blue )の三つの原色を混 ぜて色を再現。RGB は三原色の頭文字 である。液晶ディスプレイ( LCD )、デ ジタルカメラなどは RGB で表現する。
【い】
-
- 意匠
- 広告物のデザイン。クリエイティブ・ ビジュアルデザインと同義語。
-
- 意匠審査
- 広告物のデザインや表現が媒体社の規定、基準を満たしているかの審査をすること。
-
- 意匠変更
- 掲出期間中にデザインを変更するこ と。単純にデザインを変更したり、新 しいデザインに変更する場合も含める。
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- 板寸
- 看板において、製作した広告物(フィ ルム、パネル等)の寸法。
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- 色見本
- 実データを入稿する際、近づけてほしい色の見本のこと。印刷の色は機械や紙によって同色でも異なるため、色見本をつけて、見本に近い色を出力してもらう。
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- インクジェット
- インクを直接紙に噴きつけて印刷をす るプリンターのこと。インクに圧力や 熱を加えて「微粒子」を噴きつけること で印刷する。水に弱く耐久性もそれほ ど強くないため、屋外・長期媒体には 不向き。
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- インターサイズ
- 電車内広告媒体の寸法のこと。B3 の 変形サイズ。
【う】
-
- 売り違い
- 決定優先の媒体において、申し込みを 入れた媒体が既に売れてしまったこと。
-
- 裏貼り〔=合紙〕
- ポスターを補強するため、裏側に厚紙を貼り合わせる加工のこと。まど上ポスターは納品時に裏貼り加工が必要な路線がある。貼り合わせる紙は指定されている。
【え】
-
- ai データ
- Adobe Illustrator形式のデータのこ と。紙媒体のクリエイティブは、ほと んどがAdobe Illustrator形式。
-
- 駅等級〔=駅ランク〕
- 駅に設定されている等級のこと。駅貼ポスター等の掲出料金は、駅等級に基づいており、乗降人員が多い駅は等級も高く設定されているのが一般的。
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- 駅ナカ
- 駅構内にある商業施設のこと。
-
- SPメディア
- 既存媒体のないところに臨時的に掲出する広告媒体の総称。同義語 臨時媒体 → p.39
【お】
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- オーバーラップ
- クリエイティブを分割して出力し貼り合わせるときに、出力紙同士を重ねて貼ること。主に大型ボード、大型ポスター掲出作業の際に行う。
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- 屋外申請料
- 都道府県・政令指定都市などには屋外広告物法に基づいた条例があり、屋外広告を掲出するためには必ず事前に許諾申請手続きをしなければならない。その際に必要な手数料がそれぞれに決められている。
-
- オフセット印刷
- 現在の印刷方式の主流で、一般的に印 刷の際に “ 版 ” を使うか使わないかで 印刷方式が変わり、版を用いて印刷す ることをオフセット印刷という。
【か】
-
- 解像度
- 画像の密度のことで、1インチにどれ だけピクセルが含まれているかを表 す。単位はdpiで表し、1インチにピ クセル数が多いほど解像度は高い。解 像度が高いと画像は鮮明になるがデータ量は増える。 関連語 dpi → p.36
-
- 角R〔=角丸〕
- 角の丸みの半径のこと。車内のステッ カーは角 R・角丸が指定されており、 角R10mmとは、1辺の角から両側 に 10mm に入った 2 点を半円で結ぶ こと。
-
- 簡易校正〔=コンセ〕
- 専用の用紙に専用のインクで出力するため、色の再現性も本紙校正に比べて劣る。使用目的としては、本紙校正を出したあとに出た細かい文字修正を確認する場合に出力する。
-
- 貫通
- 車両と車両の連結部分のドアまわりのこと。
-
- ガンタッカー
- 大型のホチキスのようなもの。ポスターを壁面に打ち付けて固定するのに使う。
【き】
-
- 期
- 広告の掲出期間単位のこと。媒体によって期間が異なる。
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- 規制業種
- 広告掲出できない業種。各媒体社に よって違うので確認が必要。
-
- 軌道内
- 電車の線路内のこと。
-
- QRコード
- 高速読み取りができるように開発され た二次元コード。カメラ付き携帯電 話・PHS 端末の多くが QR コード対応 になっており(携帯電話・PHS 内蔵カ メラでコードを撮影し、QR コードの 情報内容を認識させることができる) 詳細情報のあるwebサイトや、携帯 端末向けwebサイトへのアクセスが 容易にできる。
-
- 業務掲示〔=業務掲示ボード〕
- 各電鉄からのお知らせのこと。業務掲示用ボードには広告掲出ができない。
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- 緊急撤去
- 事業上の支障、緊急事態、そのほかやむを得ない事由が生じた場合に広告物を撤去し掲出を中止すること。
【く】
-
- 組貼り
- 異なるデザインの駅貼ポスターの左右を指定して掲出すること。
-
- くわえ
- 中づり・まど上・駅貼ポスターが固定する器具により隠れてしまう部分。
【け】
-
- 継続
- 同じ意匠のポスターを二期以上連続して掲出すること。
-
- 決定優先
- いち早く決定の意思表示(申込書の提 出)をした広告主・代理店が優先され る媒体申込み受付方法。
-
- 現調
- 広告を提案する前に掲出場所へ下調べに行くこと。
【こ】
-
- コート〔=コート紙〕
- 上質紙の表面に薬品を塗布しコーティ ングした用紙。塗布された面は少し光 沢があるため、写真の見映えが良く、 パンフレット・リーフレット・ポス ター・チラシ等でよく使われる。
-
- 工事支障
- 工事のため、広告媒体の掲出ができない こと。
-
- 校正
- 広告制作の途中段階において、見本と なる原稿と比較し、字句、体裁(レイ アウト)、色調等を確認、修正すること。
-
- 跨線橋
- 駅ホーム間を渡るために線路上にかけた橋。
-
- コルトン
- 内照式の看板等に使用する、合成素材フィルムのこと。
-
- コンコース
- 駅構内のメイン通路。
-
- コンテンツ
- 主に映像媒体で使う用語で、広告素材のことをいう。
【さ】
-
- 最低放映回数
- デジタルサイネージの放映に関して媒体社が保障する回数。
-
- サーキュレーション
- 広告媒体の伝達範囲のこと。交通では乗降人員や輸送人員などに用いられる。
【し】
-
- CMYK
- 色の表現法の一種でシアン、マゼンタ、 イエロー、ブラックの 4 成分を掛け合 わせて色を構成する。CMYKはシア ン( Cyan )、マゼンタ( Magenta )、イ エロー(Yellow )とキー・プレート(Key Plate)から頭文字1字を取ったもの で、紙媒体の印刷・出力はCMYKで 入稿データを作成する。
-
- シート貼り
- 裏面に糊がついている出力紙を掲出位置に直貼りすること。
-
- 指定代理店
- 広告枠を販売・管理する会社との直接取引が可能な広告代理店のこと。
-
- 実データ
- 印刷・出力しても、きれいに仕上がる高解像度データのこと。
-
- 島式ホーム
- 両面を列車の発着に使用するホーム配置の形式。
-
- 四六判
- 紙の寸法のひとつ。原紙の大きさは788mm×1,091mm で、このサイズの 紙が通る印刷機で刷ることの表記に使 用する。
-
- ジャック
- 同一の広告主で広告媒体を占領する こと。
-
- 終車後作業
- 駅の作業において、終電後駅に利用者がいない状態で作業をすること。
-
- 自由通路
- 駅構内の改札外にある通路のこと。
-
- シングル
- 中づり、まど上ポスターのサイズ表現。
-
- 申請媒体
- 特殊媒体、既存の媒体でないものな ど、実施前に電鉄、駅、自治体等へ 広告デザインを添付し申請を行い承 認を得る必要のある媒体。主に SP 媒 体、ラッピングバスなどの車体広告 があてはまる。
【せ】
-
- 静止画
- 動かない映像のこと。交通広告においてはデジタルサイネージのコンテンツに用いる。
-
- 責了
- 修正が少なく校正原稿をこれ以上確認 しなくてもよいと判断した場合などに、 修正と校了の責任を印刷会社もしくは 広告代理店がもつことを前提に広告主 が校了とすること。
-
- セット開放
- 駅貼セットに含まれている駅のポス ター掲出枠が、掲出開始直前に一般申 込枠として駅ごとに販売されること。
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- 先頭車(運転台付車両)
- 車両編成上の先頭、最後尾車両のこと。
【そ】
-
- 相対式ホーム
- 上下線をはさむかたちで片面ホームを設置するホーム配置の形式。
【た】
-
- タイアップ広告
- 複数のクライアントが共通性・統一性のあるテーマに沿って一つの広告枠に広告を掲出すること。
-
- ターポリン
- ポリエステル繊維の織物を合成樹脂 フィルムでサンドしたビニール系素 材のこと。主に横断幕や垂れ幕に使 用する。
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- 縦短冊
- 大型ボード用ポスターを出力する際、クリエイティブを左右に繋げて掲出できるように分割出力する仕様。
-
- 中間車
- 車両編成上の先頭、最後尾車両以外の車両。
【ち】
-
- 中間車
- 車両編成上の先頭、最後尾車両以外の車両。
-
- 注目率
- 広告を見た人の割合。
-
- 調整
- 特定のスペースに複数の広告主の掲出申込が集中した場合、要望に合わせて日程や掲出場所を調整すること。
-
- 直納
- 直接媒体社が指定する場所に、広告物を納品すること。
【て】
-
- dpi
- 画像データの密度(解像度)を表す単 位。1 イ ン チ(= 2.54cm )の 中 に ど れ だけのドットがあるかを示す。関連語 解像度 →p.31
-
- デジタルサイネージ
- 映像媒体の総称。
-
- テレコ
- 交互のこと。例としては、デジタルサ イネージの放映パターンで「テレコで 配信」と用いる。いくつかの違ったコ ンテンツを交互に配信するという意味。
-
- 電停
- 路面電車の停車駅。
-
- 電飾看板
- 地下鉄の駅等にある背後から照明を当てる広告看板のこと。内照式看板ともいう。
-
- 天地
- 広告物の上下のこと。
-
- 電車内広告媒体のサイズ
- 主にまど上ポスターで、このサイズを 使用する(一部を除く)。・インターサイズ シングル: ・タテ280mm ヨコ515mm ・インターサイズ ワイド: ・タテ280mm ヨコ1,030mm
【と】
-
- 到達率
- 広告掲出期間中に広告を見た人の割合。
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- 戸袋
- 車両ドアの収納部分。
-
- ドライマウント加工
- 糊付の発泡板(スチレンボード)に印刷 物や出力紙等を貼る加工のこと。
-
- ドン付け
- クリエイティブを分割して出力し貼り合わせるときに出力紙同士をぴったりと合わせて貼ること。
【な】
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- 投げ込み
- 印刷会社に入稿し、本校正を出さずに印刷・出力すること。
【に】
-
- 入稿
- 作成した意匠データを印刷会社(制作 会社)に渡すこと。
【ね】
-
- 念校
- 責了の後に確認のため、もう一度行う校正のこと。原則修正対応なし。
【の】
-
- 納品枚数
- 媒体社へ納品する印刷物の数量のこ と。掲出枚数に予備を含んだ枚数を 納品。
【ひ】
-
- ピールオフ広告
- はがして持って帰れたり、はがすと下 から何か見えてくるような広告のこと。
-
- B全B倍
- 駅貼ポスターの規格サイズ。B全 はB1サイズ、B倍はB0サイズのこ と。B 倍( B0 )は、 タ テ 1,030mm、 ヨ コ 1,456mm。B 全( B1)は、 タ テ 728mm、ヨコ 1,030 mm
-
- ピクセル
- ディスプレイやデジタル写真は点 (ドット)の集合体のことをピクセル (画素)という。一般的に映像素材で使用するサイズ表現。
-
- ピラー
- 柱のこと。交通広告では、柱周りの媒体名として用いられる。
【へ】
-
- 編成
- 車両の組成。6 両編成、10 両編成など。
-
- 並列
- 中づりポスターや、まど上ポスターを並べて掲出すること。
【ほ】
-
- 放映パターン
- デジタルサイネージを配信するにあ たっての定型の型。
-
- ポケット付ポスター
- チラシやリーフレット等が挿入できるポケットの付いたポスター。ポケットの取付けられない場所もあるので確認が必要。
-
- ホルダー
- ポスターを掲出する際にポスターを固定する器具。
-
- ポリマウント加工
- 出力物の裏に250μ(ミクロン)の フィルムを貼り、印刷物にコシをもた せる加工のこと。主に地下鉄駅構内の 柱巻き広告などに使用する。
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- 本紙校正〔=色校正〕
- 実際に使用する紙に印刷用のインクを使用して出力する方法。実際の印刷に非常に近い仕上がりなので、写真の色の確認やデザイン・レイアウトのバランスの最終チェックのために出力する。
-
- 本屋口
- 利用者数の最も多い改札口。
【ま】
-
- マットコート
- 上質紙の表面に薬品を塗布しコーティングした用紙で、コート紙より光沢を抑え、しっとりとした手触りの紙。
【み】
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- 見寸
- サインボード(看板)において実際に露出する広告デザインの寸法。
【も】
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- モニター
- 実際に広告が掲出されているかどうか確認すること。主に写真撮影し記録する。
【よ】
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- 横短冊
- 大型ボード用ポスターを出力する際、クリエイティブを上下に繋げて掲出できるように分割出力する仕様。
【ら】
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- ラッチ
- 改札口のこと。
-
- ラミネート加工
- 紙の表面に薄い透明のフィルムを貼り 付ける加工のこと。加工方法は、グロ スラミネート(つや有り)、マットラミ ネート(つや消し加工)がある。主にキ ズ防止、防水対策としての表面加工。
【り】
-
- 臨時媒体
- 既存媒体ではないエリア・場所に媒体 社に申請して掲出する媒体のこと。 SP メディアとも言う。同義語 SPメディア → p.31
【れ】
-
- 列車留置
- 車庫ではなく、駅に止めてある電車のこと。
-
- 連貼り
- 同じデザインの駅貼ポスターを並べて掲出すること。
【ろ】
-
- ロール
- デジタルサイネージで放映するコンテ ンツの編成。通常、1 ロールの番組を 繰り返す。
【わ】
-
- ワイド
- 中づり、まど上ポスターのサイズ表現。
【や】
-
- 屋協(東京屋外広告協会)
- ネオンや看板広告、柱類広告、交通広 告等広告業に係わる企業や団体等が集 まり、東京の風致・美観の維持向上と、 業界の健全な発展を図るために設立さ れた社団法人。