ニュースリリース

〈2021.1.25〉中部地方初の「スマートバス停」が1月22日より岐阜県のバス停で稼働開始

 岐阜乗合自動車(株)(本社:岐阜市九重町)は、(株)YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区)と西鉄エム・テック(株)(本社:福岡市中央区)が共同開発したスマートバス停を、2021年1月22日より「長良川国際会議場前」バス停(岐阜県岐阜市)において運用を開始した。中部地方では初めてのスマートバス停となる。

 

 

 スマートバス停とは、デジタルサイネージにバスの運行時刻表や運行系統図を表示することに加えて、その他の告知文や広告などをリアルタイムに更新、表示できるバス停だ。

 

 今回設置するスマートバス停(郊外モデル:Type-C)は、ソーラーパネルとバッテリーを使用した省電力タイプのオフグリッド対応モデル。バックライト付きの液晶画面を採用しており、高い視認性が確保できるという。現在時刻に合わせて直近の便の時刻を拡大表示でき、より見やすくわかりやすい情報提供が可能だ。

 

 

■設置の様子

d65567-10-606076-4▲ 長良川国際会議場前バス停(昼間)

 

 

d65567-10-517976-5▲ 長良川国際会議場前バス停(夜間)

 

 

時刻表作成の手間を削減、DX(デジタルトランスフォーメーション)を実現

 YE DIGITALが提供するスマートバス停クラウド「MMsmartBusStop」は、標準的なバス情報フォーマット(GTFS、General Transit Feed Specification)との連携機能があり、「MMsmartBusStop」にバス事業者が保持するGTFSデータを取り込むことで時刻表を自動生成する。

 

 ダイヤ改正日には自動的にダイヤ改正後の時刻表がスマートバス停に表示できるようになり、ダイヤ改正予告の掲示も可能だ。これによりバス事業者の作業負担軽減に繋がるという。

 

 

d65567-10-470662-3▲ 時刻表データの流れ

 

■ 各社の役割

岐阜乗合自動車 :運行管理

西鉄エム・テック:スマートバス停の開発支援及び販売

YE DIGITAL :スマートバス停の開発、クラウドサービスの提供、及び導入支援

 

※ 記載されている会社名、商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標。

※ 2021年1月22日現在の情報。

 

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