11月19日、和歌山市のビルで工事用の足場から鉄パイプ(長さ約1.5メートル、重さ約5キロ)が落下し、
近くを歩いていた大阪市に住む26歳の銀行員の男性の頭部を直撃し死亡した。
屋上には同ビルに本社を構える総合商社「酒直」の看板が設置され、鉄パイプは看板の保守点検のための足場に使われていた。
9月上旬から始めた点検作業が終わり、事故当時は足場の解体中だったという。
警察は、警察は20日、業務上過失致死の疑いで、いずれも和歌山市にある工事の元請けの
「SIGN TAKASE」と下請けの「ヒロケン」の捜索を開始した。
このビルでは事故の4日前の15日にも同じように鉄パイプが落下していて、
2つの業者がビル側に再発防止策を取ると申し出て18日工事が再開されたばかりだったという。
警察は、業者から資料を押収し、現場での安全管理が徹底されていたかなど、詳しい状況を調べることにしている。
引用元:
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191120/k10012183781000.html
朝日新聞デジタル