イベント用3Dホログラム演出装置のレンタルを行う(株)シネ・フォーカス(本社:東京都中央区)は、等身大の人物を表示できる3Dホログラム演出システム「3m×2mフレームユニットCFF-QU3020」のレンタルを開始した。
この商品は“人物1人分”のサイズに特化することで、従来より装置の設置時間を大幅に短縮し、コストも通常サイズの1/10程度に抑えることができるシステムだという。
▲ シネ・フォーカスの3Dホログラム演出システム
シネ・フォーカスが提供する3Dホログラムシステムは、3D映像用のメガネやヘッドマウントディスプレイを使用することなく、大人数で立体的な映像を観賞することができるという。ステージと観客の間に3Dホログラム演出専用の特殊フィルムを斜めに設置し、LEDディスプレイやスクリーンに映した映像を反射することにより、ステージ上に違和感なく立体的な映像を出現させることができるのが特長だ。
今回開発した商品は、サイズは限られるもののあらゆるイベントでより手軽にホログラム演出を導入できるように設計されている。カーボンファイバー製のフレームに予めフィルムを張ってあるため、イベント会場への搬入、設置を短時間でスムーズに行うことができるという。
▲ リアルの立像にホログラム映像でオーラを再現した事例。
展示イベント「超悟空伝」での演出事例(東映アニメーション主催/2018年12月~2019年1月)
■『3m×2mフレームユニットCFF-QU3020』
※別途90インチ相当のディスプレイとコンテンツプレーヤーが必要。
同商品は「第6回 ライブ・エンターテイメント EXPO」にも出展予定だ。