(株)JMCは、(株)ミマキエンジニアリングのフルカラーUV硬化インクジェット方式の3Dプリンター「3DUJ-553」を導入した。
「3DUJ-553」導入に伴い、医療モデルからカスタムメイドの術前シミュレーションモデルの作成をはじめ、これまで塗装のみでの対応が困難であったこまかな色彩表現の造形品や建築模型等もデザインを直接再現することができ、更には即座に仕様の確認を行うことが可能となるという。
同機は、カラーインクとクリアインクを同時に造形することが可能で、これまで難しかった半透明の表現が容易になることに加え、従来機種よりも色再現性に優れており、設計者のイメージを忠実にモデルに反映させることが可能だ。
また、サポート材が水溶性のため、造形後の仕上げ時間も短縮できることから、3Dスキャンデータを活用したフィギュア製作などの市場に対しても、リーズナブルな価格で造形サービスを提供することができるようになる。