成田国際空港(株)は、2018年2月19日(月)~3月22日(木)の期間、国内空港で初めて、画像解析により施設の空席状況を検知し、リアルタイムで発信するサービスの実証実験を行う。早朝のLCC便などを利用する人は、夜間、第3ターミナルのフードコートや北ウェイティングエリアなどで過ごすことが多いが、それらの施設間の移動には徒歩で約15分程度を要するものの、混雑状況を把握する術がなく、夜間の滞在場所を効率的に選択することができなかった。
今回、(株)バカンが有する空席検知技術と東日本電信電話(株)の高速通信技術を活用することで上記施設の空席状況を検知し、各所に配置したデジタルサイネージへ遅滞なく配信することで、利用客は空港に到着後、効率的に夜間の滞在場所を選択することが可能になる。更に、24時間営業の?野家の空席状況やコンビニエンスストアの情報も発信することで、夜間滞在のいっそうの快適性向上を図る。
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