成田国際空港(株)はパナソニック(株)と共同で、国内で初めて、ディスプレイを搭載した自律走行ロボット「Signage HOSPI(サイネージホスピ)」の有効性検証を実施する。人や物等を認識し、自律的に減速・停止・回避等の判断を行う機能と本体デザインの注目度の高さを活かし、保安検査場周辺における機内持ち込み制限品情報の周知、固定式サイネージの設置が困難な場所における情報発信、広告媒体としての活用の可能性など様々な情報訴求の可能性を検証するという。同ロボットと固定型のデジタルサイネージのそれぞれに対する人の視線量を定量的に評価し、注目度合いの比較を行うことで、サイネージロボットの価値評価手法の作成を目指す。
なお、本取組は平成29年度ロボット導入実証事業(経済産業省)に採択されている。
「Signage HOSPI」の原型である自律搬送ロボット「HOSPI」はパナソニックが開発したロボットで、物を体内に格納し、自動で安全に搬送する機能を有する。病院内で薬品等の搬送を行うロボットとして開発され、国内外の複数の導入実績あり。また安全性に関するJIS規格・ISO規格を取得している。
【諸 元】
本体寸法 : W630mm×D725mm×H1386mm
総重量 : 211.6kg
最高速度 : 1.0m/秒
■ 期間
2018年1月15日(月)~ 2月26日(月) 土休日を除く毎日
1回目10:00~12:00 / 2回目14:00~16:00
(日時は予告なく変更になる場合があります。)
■ 場所
成田国際空港 第2ターミナル 3階 出発ロビー