(株)共同通信デジタルと事業パートナーとなるソニー(株)が開発する、バーチャルアナウンサー「沢村碧(さわむら みどり)」が、10月30日から11月5日の7日間、愛知県とJRグループが共同で実施する大型観光キャンペーン「愛知デスティネーションキャンペーン」のPRのため、名古屋駅構内の大型デジタルサイネージ「名古屋エクスプレスビジョン」に出演する。駅構内のデジタルサイネージへ登場するのはこれが初となる。
バーチャルアナウンサー「沢村碧(さわむら みどり)」は、文字情報として入力された原稿を音声合成エンジンによって自然な発話に変換し、さらにCGで作成されたキャラクターの表情と連動させて情報を伝えることができる。
共同通信デジタルでは、同バーチャルアナウンサーを活用して情報番組を作成できるツール「アバターエージェントサービス」を提供している。
「アバターエージェントサービス」は、文字情報を入力するだけで簡単にCGキャラクターによる情報番組(動画・音声)を作成することができるシステムだ。文字情報を入力すると、音声合成エンジンにより自動で情報を読み上げ、それと同時に表情と連動したCGキャラクターを生成することができる。
用途としては、デジタルサイネージ、テレビ、ラジオ、Web、スマホアプリなどでニュースや天気予報、インフォメーションなど。
名古屋エクスプレスビジョンの概要
設置場所 JR名古屋駅太閤通口
仕様 55インチ18面(縦3段:約2.1m×横6列:約7.3m) 音声放映あり
放映時間 6:00~24:00
情報提供期間
平成29年10月30日(月)〜11月5日(日)
愛知デスティネーションキャンペーンの概要
デスティネーションキャンペーンとは、地方自治体の要請を受け、JRグループ6社、旅行会社が協力して実施する、昭和53年第1回「和歌山県~きらめく紀州路~」から続く大型観光キャンペーン。開催地を集中的にPRし、全国から鉄道を使った送客により、地域を活性化。愛知DCは、愛知万博のあった平成17年春に続いて4回目の開催。