スリーエム ジャパン(株)の内装用塩ビ化粧フィルム「3M™ ダイノック™ フィルム」の高機能シリーズが、新交通「ゆりかもめ」の台場駅をはじめとする複数駅の改修工事(期間2016年12月23日~2017年3月21日)で採用された。
▲ 台場駅ホーム(ダイノックAR採用箇所:柱部分)
「3M™ ダイノック™ フィルム」は施工性の高さが特徴で、多くのオフィスビルやホテルなどの商業施設の改修工事でも採用されている。新交通ゆりかもめの駅(「台場駅」、「船の科学館駅」、「テレコムセンター駅」、「青海駅」)の改修工事で採用されたのは、「3M™ ダイノック™ フィルム ARシリーズ」と、「3M™ ダイノック™ フィルム SRシリーズ」だ。
採用のポイントについて(株)ゆりかもめの南部氏は『早朝から深夜まで毎日運営を行っている駅において、改修工事は短時間で完了し、運行に影響を与えたり、利用客に不都合がないことが重要です。しかし、従来の塗装を使っての改修では改修期間が長く、その間にたちこめる有機溶剤の臭いも課題でした。今回紹介されたフィルムは、施工性の良さと従来の塗装と比較し臭いの大幅な削減が可能となる点が大変魅力的でした。そして、キャリーケースを携えた観光客など多くの人が行き交う駅だからこそ、キズに強く耐久性が高いこと、多くの人が触れる券売機に手垢がつきにくくメンテナンス性の高い素材であるということで採用しました』と答えている。