居酒屋『塚田農場』を全国に約200店舗展開する(株)エー・ピーカンパニーは、飲食業界では初めてとなるVR(仮想現実)を使用した研修プログラムをアルバイト向けに2017年7月より開始する。
■飲食店の最大戦力はアルバイト
飲食店のビジネスモデルでは、接客や調理などで多くのアルバイト従業員が活躍している。塚田農場では特に、扱う食材の生産者と直接繋がっているため、生産者にまつわる情報が多く存在し、それらを接客時に客に適度に伝えている。
飲食店のビジネスモデルでは、接客や調理などで多くのアルバイト従業員が活躍している。塚田農場では特に、扱う食材の生産者と直接繋がっているため、生産者にまつわる情報が多く存在し、それらを接客時に客に適度に伝えている。
もっとも客に触れる機会が多いのはアルバイト従業員であると考え、あらゆる研修を通して、アルバイトが同社のビジネスモデルをよく理解し、宮崎や鹿児島の地鶏や生鮮野菜の生産者を知り、6次産業モデルの一層の理解と店舗でのアルバイト一人一人が自分の役割が明確なっている状態を目指し、VRによる研修を行うことを決めたという。
■VR研修で体験できる、6次産業モデル
同社では、これまで社員向けに宮崎や鹿児島に行き、養鶏業や加工業を見学体験する現地研修を行ってきた。
VR研修はその現地研修をベースに、アルバイトが訪れることのできなかった産地の養鶏場や加工センターである“食の6次産業化モデル”を疑似体験することで「素材の価値」を消費者に伝えるアルバイトの役割を認識してもらうことを狙いとしている。
■VR研修で体験できる、6次産業モデル
同社では、これまで社員向けに宮崎や鹿児島に行き、養鶏業や加工業を見学体験する現地研修を行ってきた。
VR研修はその現地研修をベースに、アルバイトが訪れることのできなかった産地の養鶏場や加工センターである“食の6次産業化モデル”を疑似体験することで「素材の価値」を消費者に伝えるアルバイトの役割を認識してもらうことを狙いとしている。