ニュースリリース

高速プロジェクター「DynaFlash」による映像作品公開

 東京エレクトロン デバイス(株)は、高速プロジェクター「DynaFlash」を用いて、visual design studio WOW、東京大学石川・渡辺研究室、TOKYO、AyaBambiによる、動体にプロジェクションマッピングを行う映像作品制作プロジェクトをサポートした。
 完成した映像作品「INORI(prayer)」は、メディアアーティスト浅井宣通氏[WOW]、WOWのWEBサイトなどにて3月29日に公開されている。


INORI (Prayer) from nobumichi asai on Vimeo.


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DynaFlash/「INORI(prayer)」の撮影システム

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 動体にプロジェクションマッピングを行う場合、対象物をトラッキング(移動や変化をリアルタイムで追跡する)技術により認識した後、PCでそれに合わせた投影画像を生成してプロジェクターで対象物に投影する必要があり、従来のプロジェクターではフレームレート数の不足や遅延時間の長さにより、動体に追従して画像を投影することが困難であった。

 

 今回の映像作品では、毎秒1,000枚の8bit階調の投影画像を最小遅延3msで投影できる高速プロジェクター「DynaFlash」を使用することで、ダンサーの素早く自由な動きに対して追従する動体へのプロジェクションマッピングシステムを実現している。

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