作業効率が格段に改善されたほか、よりタイムリーな情報を提供できている。
(株)市川ビルが管理する「市川ビル」(千葉県市川市市川1-4-10)では、2016年11月よりデジタルサイネージを本格的に導入。来店者へ効率的に、タイムリーな情報提供を行っている。
▲ 「市川ビル」の駐輪場の外壁に設置されたプロテラスの主力製品「.Teras Vision」(写真中央)。
千葉県「市川ビル」がサイネージソリューション導入
千葉県・JR市川駅の目の前に位置する「市川ビル」(地上12階・地下2階)。ダイエーやスポーツショップ、アパレル、飲食系などがテナントとして入居するこの商業ビルでは、(株)プロテラスのデジタルサイネージソリューションを導入している。
高層ビルはフロア案内の数が多く、広告や案内表示の修正作業にも大変な労力がかかる。今回それらをデジタル化することで作業効率を向上、また、テナント情報を幅広く有効に伝達することが可能となった。
▲ エレベーターホールに導入されたデジタルサイネージ。液晶ディスプレイ 2面を連結したサイネージは、フロア案内やテナントの告知に使用されている。
「.Teras Vision」と 液晶サイネージ40台設置
「市川ビル」の駐輪場の外壁には、ビル正面の既存の2台に加え、3台目となる「.TerasVision」(W3,520mm×H2,720mm)を、ビル内にはエレベーターホールやエスカレーター横など合計40台のデジタルサイネージ(液晶ディスプレイ搭載型)を設置。また、サイネージのデータ送信を無線でスムーズに行うため、電波直径80m(最大値)を可能にした同社のWi-Fiシステム「K-BO」を使用している。映像コンテンツの配信やスケジューリングなどは、クラウドの活用により簡単に行えるので、運用もしやすいだろう。
実際、クラウドを活用することで遠隔監視・操作が可能となり、作業効率が格段に改善されたほか、デジタル化したことで掲出までの時間が短縮され、よりタイムリーな情報を来店者に提供できているという。更にエレベーターホールで様々な情報提供が可能になったことで、エレベーター待ちに伴うストレスの軽減にも貢献しているようだ。
「市川ビル」の管理会社である(株)市川ビルは、『買い物をするお客様に様々な情報を提供できる販促ツールとして、非常に有効だと感じています。
また、テナント様からの問い合わせも多いです。有料で放映枠を買いたいという要望も出ており、実際に契約に至った事例もあります』と話す。
▲ ビル内には合計40台のデジタルサイネージが設置されている。
こちらの情報は月刊サイン&ディスプレイ2017年5月号で掲載しております。
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