S&Dセレクション

〈2023.4.10〉第8回 KeePerコーティング ユーザーリポート(サインの森)

KeePerブランドと看板職人の技術で
街に美しい看板を増やす。

サインに関する新商品情報や業界情報の交換・勉強会・社員教育のほか、これらを通したネットワークづくりを目的に活動する(一社)サインの森(代表理事:大澤恵司)。この勉強会でKeePer技研(株)が講演を行い、サイン業界で話題となったのは記憶に新しい。今回は、サインの森 事務局の専務理事である増田二郎氏に、KeePer技研が販売するコーティング剤「キーパーコーティング」が看板業界にもたらす効果について話を伺った。また、KeePer技研 特販部 マネージャーの清水大輔氏にも同席いただいた。

▲ (一社)サインの森  事務局 専務理事の増田二郎氏。

 

 

強いブランド力で信頼を得る

 

––––サインの森でKeePer技研が講演を行ったとき、会員の方の反響はどのようなものでしたか?

増田 KeePer技研さんの製品というだけで「おぉ!」という感じでした。これまでもサインの森の勉強会で何度も同じような商品を紹介してきたのですが、おもしろいよね、という反応はあっても、そこで止まってしまうことが多かったです。
 しかし、KeePer技研さんの製品であれば安心だね、と会員企業の反応はすごく良かったです。価格も安いとあって、勉強会のあと10社ほどがすぐにやってみたいとおっしゃっていましたね。
 やはりKeePer技研さんのブランド力は強いです。看板をつくるにあたって、いろいろなメーカーさんの商品を扱うのですが、やはりエンドユーザーさんが知っているほど有名なメーカーというのはほぼないです。聞いたことのない海外製で安くて良い製品と、日本のメーカーの高くて良い製品。どちらを選ぶかというのは各社違いますが、やはり安心感があるのは日本のメーカーの製品ではないでしょうか。いくら良い製品だよ、と言われても、信用がないとなかなか手が出せなかったりするものです。


––––勉強会のタイミングが、新型コロナウイルスの影響を強く受けていた時期でしたが、良い反響があったのはそれも関係しているのでしょうか?

増田 そうですね。売り上げが落ちていたこともあり、看板づくりの技術を生かせる、新たな商品を導入できないかと考えている人が多かったです。
 例えば、ガラスなどに貼ってある飛散防止フィルムにインクジェットプリンターを使ってデザインを入れるなど、仕事の幅を広げられたらなと多くの人が思っていた時期でした。


▲ 「サインの森」では毎月、会員企業が集まり、勉強会や情報交換が行われている。

▲ 過去にKeePer技研も「サインの森」の勉強会で講演を行っている。写真は、講演の際のYouTube配信時のもの。

 

 

看板づくりの技術を応用して仕事の幅を広げる

 

––––看板づくりの技術で「キーパーコーティング」を扱えますか?

増田 実は、自分の車に「キーパーコーティング」をしているのですが、それを見てバスラッピングや壁紙のような“貼る”という作業は“塗る”と同じだなと思ったんです。看板職人の技術を使って十分やれる範囲だなと興味を持ちました。
 もちろん研修は必要ですが、逆に言えば、研修さえ受ければできます。「キーパーコーティング」は、75mlで18㎡ぐらいを塗ればよいのですが、ついクセで塗りすぎてしまう。KeePer技研さんに施工をやってもらったとき、こんなに薄くていいのかと驚きました。研修を受けるとそういったことも、しっかりと学ぶことができます。


––––看板屋は導入しやすいですね。

増田 看板屋さんは、新規で看板製作を依頼されたときのオプションとして「キーパーコーティング」を加えると良いと思います。見積りの段階で「キーパーコーティング」を入れておいても良いでしょう。新規であれば、コーティングまでを終えて現場に持ち込めるので、高所での作業もなく楽ですしね。
 だから看板屋さんへは、単価をアップするためのツールとしてどうですかと、話しています。先ほどもお話ししましたが、新たに人を雇う必要はなくて、看板をつくる職人が少し研修を受ければ施工できるようになりますから、オプション程度でも売り上げは伸ばせます。もちろん施主さんも看板をきれいに長持ちさせられるので、結果的にコスト面でのメリットも大きいと思います。


––––研修はKeePer技研が主催しているのですか?

清水 そうです。ただ、以前は頻繁に研修を実施していたのですが、現在では研修を実施するだけでよいのかと模索しているところです。

増田 研修後のサポートをオンラインなども併用して行うというのはどうでしょうか。研修を受けた技能者の技術レベルを保つためには、継続的な技術サポートが必要です。例えば、本州から離れた島など遠方の看板屋さんはオンラインでのサポートがあると助かると思います。
 そういえば、宮古島の看板屋さんで、実際に「キーパーコーティング」を行っている方がいるのですが、周りの看板屋さんからも注目されたようです。
 おそらく離島では、「キーパーコーティング」に興味を持つ看板屋さんは多いと思います。島にある看板というのは潮風に晒されますから、劣化が激しいんです。そして、鉄ではなくステンレスを使うので、価格も東京と比べると2倍くらいします。だからこそ少しでも長い期間、きれいな状態を維持してあげたいと思っている看板屋さんは多いはずです。「キーパーコーティング」であれば、それを実現できると思います。

 


きれいな看板を維持するために
エンドユーザーに意識してもらう

 

––––看板業界の方は看板の美観について高い関心を持っていますよね。

増田 看板づくりにおいて、一番良いことは、やはり自分たちがつくったものが、形に残るということ。それが、常にきれいな状態で、かつ安全な状態であってほしいという気持ちはすごくあります。
 「キーパーコーティング」が看板業界で知られるようになる前から、看板クリーニングやメンテナンス用の商品、例えば色素を復活させる薬品や、フッ素コートなどをサインの森で取り上げていました。
 一方で、ずっときれいだと我々の仕事がなくなってしまう。そこの兼ね合いというのは悩みどころですが、職人は自分のつくったものが、きれいであってほしいと思うものです。


––––きれいな看板を維持するための商品は、どのようにすれば看板業界に浸透するでしょうか?

増田 「キーパーコーティング」はとても良い製品ですので、使いたいというエンドユーザーさんも多いと思います。
 ただ、やはり事例などを提示してどのようなものなのかをしっかり理解した上で使いたい、となると思うんです。ですので、看板屋さんに向けた資料というよりは、エンドユーザーさん向けに宣伝をしてもらえたらなと思います。
 過去にチラシを作成してもらったことがあるのですが、それを定期的に更新して、施工事例なども載せていただけると、看板屋さんとしてもエンドユーザーさんに勧めやすいのではないかと思います。
 看板屋さんは商品ではなく技術を売る職業ですので、営業が苦手な方も多いです。また、零細企業である看板屋さんができる営業というのは限られています。いつものお客さんには提案できるけど、そこから先はなかなか広がらないんですよね。
 以前、看板のことを勉強すべく、看板屋さんに話を聞きに行ったことがあるのですが、その看板屋さんもお客さんが来てくれさえすれば、(キーパーコーティングを)完璧に施工する自信はあるとおっしゃっていました。そんな状況ですので、営業面で少しサポートいただけると有難いです。


【会員企業によるキーパーコーティング施工事例】
ストリングスホテル東京インターコンチネンタル(東京都港区)/施工:(株)ユーネクサス


 

【会員企業によるキーパーコーティング施工事例】
どうとんぼり神座 寝屋川店(大阪府寝屋川市)/施工:(株)原町サイン

 

 

オプションとしてのコーティングだけでなく、
新たな事業も視野に入れる

 

––––看板屋が「キーパーコーティング」をオプション以外の使い方をするのは難しいでしょうか?

増田 
特に地方は土地が余っているので、カーコーティングの資格も一緒にとってしまってはどうか、と看板屋さんに話したことがあります。車全体でなくても、営業車のロゴ部分だけでもよいと思うんです。看板づくりの技術を応用すれば、仕事の幅は広げられると感じています。

 


これからの看板のあり方とは?

 

––––これからの看板業はどのようになっていくと思いますか?

増田 SDGsの活動やデジタルサイネージが普及したことで、新規の看板は減っており、これからも減り続けると思われます。しかしその反面、ひとつのものを大事にすることが重視されています。「キーパーコーティング」はそんな時代に合っていると感じます。
 看板屋さんの中には、最初から見積もりに「キーパーコーティング」を入れているところもあります。こういうオプションがありますよ、というと遠慮されますが、最初から入れておいて、聞かれたら答える。そこでKeePerのこういった商品ですよ、と伝えるとお客さんはみんな受け入れてくださるそうです。そういった営業のコツを看板屋さんは身につけられると良いのかもしれませんね。

清水 当社としても、看板屋さんの営業部分をサポートしていけたらと思います。 まずは、採用事例などを通じて、「キーパーコーティング」の効果をアピールできるような資料をつくりたいと考えています。看板屋さんだけでなく、エンドユーザーさんの声を製品に反映させ、より良いコーティング剤を開発していきたいと思います。



【問い合わせ】
(一社)サインの森
東京都千代田区内神田3-2-1 喜助内神田3丁目ビル402号
Tel.03-3255-2825
https://www.signnomori.com

KeePer技研(株)
愛知県大府市吉川町4-17
Tel.0120-517-158
https://www.keepercoating.jp/corp/

 

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