デジタルサイネージ トレンド

〈2020.9.14〉LIVE BOARD、デジタルOOHを使用しコロナ禍で減少したアートとの接触機会を街中に創出

 (株)LIVE BOARDは、コロナ禍の状況において、アートに触れる機会が減少した生活者と活動の場所を失ったアーティストをつなぎ、芸術作品の発表の場としてOOH(※1)を活用する「Next World ExhiVision」(ネクスト ワールド エキシビジョン)に、同社が管理する全国のデジタルOOHへの作品配信で協力する。

 

 「Next World ExhiVision」は、2020年9月19日(土)~27日(日)まで開催される第23回文化庁メディア芸術祭の広報企画のひとつで、電通アイソバー(株)が企画・運営する。

「日本の街、そして社会を、アートの力で鮮やかに」をテーマに、東京、北海道など8都市71カ所(※2)にあるデジタルOOHにアーティストの作品を配信し、街中でアートに触れることができるアートショーケースを開催する。

 

 

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「Next World ExhiVision」開催概要

■ 期間

2020年9月19日(土)〜27日(日)(作品の放映時間は不定期)

■ 場所

8都市(東京、北海道、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、福岡)71か所のデジタルOOH

■ 企画

電通アイソバー(株)/(株)デビッドワッツ(株)/LIVE BOARD

■ 公式サイト

https://www.next-world-exhivision.com/

 

文化庁メディア芸術祭

 文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルだ。1997年の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催している。

 第23回は、世界107の国と地域から3,566点に及ぶ作品の応募があった。文化庁メディア芸術祭は多様化する現代の表現を見据える国際的なフェスティバルと成長を続けている。

 また、文化庁では、メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的に、文化庁メディア芸術祭の受賞作品を国内外で広く紹介する多彩な事業を実施している。海外・国内展開や創作活動支援等の関連事業を通じ、次代を見据えたフェスティバルを目指している。

https://j-mediaarts.jp/festival/

 

 

※1 OOHは、交通広告や屋外広告など、家庭以外の場所で接触する広告媒体の総称。 デジタルOOHは、交通広告、屋外広告およびリテールショップなどに設置されたデジタルサイネージを活用した広告媒体を指す。

※2 2020年8月31日現在の媒体数

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