デジタルサイネージ トレンド

〈2020.5.19〉デジタルサイネージ効果分析が可能に。ニューフォリア、「Vision Eye」の提供開始

(株)ニューフォリア(本社:東京都渋谷区)は2020年6月1日より、デジタルサイネージ効果分析ソリューション「Vision Eye」(ヴィジョン・アイ)の提供を開始する。

 

 

【Vision Eyeとは】

 従来デジタルサイネージでは視聴者に関する情報が他メディアと比較し極端に少なく、投資効果がわかりにくいという問題点があった。「Vision Eye」は、デジタルサイネージのディスプレイに取り付けたカメラから取得した情報を解析し、定量的な視聴者数の把握ができるほか、視聴者属性把握やコンテンツがターゲットにリーチしたかの検証を可能とする効果測定ソリューションだ。

 

 このサービスを活用することで、従来のOOH(Out of home)メディアでは取得が困難であった視聴データの可視化が可能となり、コンテンツ毎の視聴者属性を把握することで、Webのように効果的なメディア・キャンペーン運用を実現する。また、視聴データはディスプレイの設置位置や角度などをチューニングし、デジタルサイネージの効果最大化を図るためのガイドとしての役割を果たす。

 

 今回、ニューフォリアはPilotTV Holdings Limited(本社:台湾)が保有するデジタルサイネージ効果分析のための顔認識・分析技術に関する技術提供を受け、ニューフォリアが培ってきたデジタルサイネージ運用に関するナレッジと組み合わせることで、同ソリューションを生み出したという。

 

 今後、ニューフォリアはデジタルサイネージ事業を行う各社へ同ソリューションの提供を開始し、データオリエンテッドなデジタルマーケティングソリューションによる、より効果の高い先進的なデジタルサイネージの普及促進を図っていく予定だ。

 

 

【サービスイメージ】

 

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▲ Vision Eyeダッシュボードイメージ。

 

 

 

※ 文中の商品名、社名などはニューフォリアや各社の商標または登録商標。

※ 記載されている内容は、発表日時点の情報。予告なく内容の変更がある場合あり。

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