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<2020.4.17>クリスティが新たなスタートを切って約2年、 商品ラインアップ拡充で業績も回復傾向に。



RGB 3chip-DLPピュアレーザー光源採用、輝度40,000lmの超高輝度プロジェクター

 

 大型の業務用プロジェクターを主力とするクリスティ・デジタル・システムズ日本支社は2018年4月1日付けで同じウシオ電機(株)グループのウシオライティング(株)に事業移管した。ウシオライティングのクリスティ事業部となって新たなスタートを切って約2年が経過した。

 ウシオライティングのエンターテインメント事業部 副事業部長の西村理希氏は『私が現職になったのは2018年9月からで約1年半ですが、日本支社から事業移管後は準備期間などもあり、やや事業は停滞しましたが、この1年は人員の拡充を行い、商品ラインアップも充実して、業績は回復傾向にあります』と話す。

 業績回復の牽引力となった製品のひとつが4K対応のレーザー光源DLPプロジェクター「D4K40-RGB」である。エンターテインメント事業部 クリスティ営業部 クリスティ営業課 調査役の根岸健次郎氏は『この製品は業界ではじめてRGB 3chip-DLPピュアレーザー光源を採用した、輝度40,000lmの超高輝度プロジェクターです。光源とプロジェクター部が一体となったオールインワンモデルです』と説明する。

 西村氏は『この製品は主に映像機器のレンタル会社向けとしての販売が好調です。近年、プロジェクションマッピング(以下、マッピング)やライブイベントステージ、大規模コンサートなどの活性化により、高輝度プロジェクターの需要が拡大しています。4Kなどの高解像度や寿命の長いレーザー光源への関心も高まっています。レンタル会社以外にもテーマパークや大規模ホールでの需要も堅調です』という。

 根岸氏は『業務用のプロジェクターとしてオールインワンモデルで、業界ではじめてRGBピュアレーザーを採用した製品です。オールインワンを実現したことにより、従来製品に比べて圧倒的な小型・軽量化を達成しました。RGBピュアレーザー搭載により、色再現性に優れ、高コントラストな製品となっています。マッピングなど映像演出や空間演出などで、色にこだわるアーティストなどの評価も高いです』と話す。

 また、『これまで大規模なマッピングイベントなどでは、2万ルーメンクラスのプロジェクターを複数台使用することが多かったです。4万ルーメンのこの製品を使用することにより、使用台数を減らすことができます。また、解像度も4Kに対応しているので高精細映像の投影も可能です』と西村氏は話す。

 

ファイバー結合方式の小型軽量モデル、国内市場へ投入

 

 2020年10月からUAEのドバイで開催予定のドバイ万博では、クリスティ製のプロジェクターが約250台使用されるという。マッピングやシアターでの利用が見込まれている。

 根岸氏は『今年(2020年)2月にオランダのアムステルダムで行われたISE2020では、ミラージュSSTというファイバー結合方式で、本体の小型軽量化を実現したモデルの発表を行いました。日本でも4月から市場投入する予定』と新製品でさらに商品力強化を図るという。日本市場でも老舗であるクリスティブランドのプロジェクターのさらなる活躍が期待される。

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